ブックレビュー

「Think clearly」の感想。40代ワーママ目線でおすすめの思考法を5つ紹介

「Think clearly」の感想。 40代ワーママ目線でおすすめの思考法を5つ紹介

 令和元年に最も売れたビジネス書だという「Think clearly」を読みました。

 Think clearlyとは

スイス生まれの作家・実業家のロルフ・ドベリ(Rolf Dobelli)が最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための52の思考法を「思考の道具箱」と称して紹介している本です。

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40代のワーキングマザーという視点から、今日からさっそく取り入れたいと思った思考法を5つご紹介します。
  • 考えるより、行動しよう
  • 幸せを台無しにするような要因を取り除こう
  • 自分の感情に従うのはやめよう
  • 自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう
  • 自分の人生に集中しよう

考えるより、行動しよう

 

「人生において自分が何を求めているかを知るには、何かをはじめてみるのが一番だ」

と著者は言っています。

 確かにその通りだと思いますが、考えているだけで行動に移せない人も多くいると思います。ではその原因はなんでしょう。

それは

「考えているだけのほうが簡単だから」

です。

行動を起こすより、考えているだけのほうが気が楽で、実行に起こすよりぼんやりと思いをめぐらせているほうが心地よく、失敗のリスクもない。

行動を起こさない人は失敗はしないけど、何も得られない。

行動を起こす人は失敗はするかもしれないけど、経験を積むことができる。

まずは成功ではなく成長を目指して一歩前にすすむ!

私もブログを始めたばかりなので、この思考法にはとても共感できました。

子どもの教育に関しても、「気になったことはどんどん試してみよう」と思っているので背中を押してもらえた気がします。

 ピカソは「何を描きたいかは、描きはじめてみなければわからない」と言ったそうです。

幸せを台無しにするような要因を取り除こう 

 

 「何をすれば幸せになれるか」よりも「何をしなければ不幸にならないか」を考えて実行するほうが確実だし、簡単だ。という話です。

アマチュアのテニスでは、ほとんどの試合で「ミスをしてポイントを多く失ったほうが敗者になる」という例を著者はあげていました。つまり試合に勝つ方法は「ポイントを取ること」より「ミスを避けること」だけに気持ちを集中させればいい、ということです。

「勝つこと」より「負けない」ことが大事

この思考法を実生活にどう活かせるかを考えてみました。

  • 夫婦関係では「仲良くすること」より「けんかをしない」ように気をつける
  • 体調が悪い時に「無理して働く」より「休みをとって病院へ行く」
  • 「痩せること」を目指すより「太らないこと」を目指す(笑)

特に夫婦間で「仲良くすること」より「けんかをしない」ように気をつける。これができたら家庭は確実に平和になるはず!これだけは絶対実行すべき!と思います。共感してくれる人がいたら嬉しいです。

自分の感情に従うのはやめよう

 

 誰にも機嫌のいい時、悪い時ってありますよね。

著者は人間の感情についてこのように言っています。

  • コロコロと変わる感情を人生のコンパスの代わりにしてはいけない
  • 「どこからともなくやって来てはまたどこかへ消えていく、鳥のようなもの」ととらえ、「自分の感情」が自分の一部だと感じないこと

達観していますね!

こんな風になりたい!と思います。少しでもそうなれるように心がけようと思います。

自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう 

 

 自分の苦手な分野にも時間をかけていませんか?

著者はこう言います。

自分の「能力の輪」を知り、その中にとどまること。輪の大きさはさほど大事じゃない。大事なのは、輪の境界がどこにあるかをしっかり見きわめることだ」

ここでいう「能力の輪」の中にあるものとは、自分が時間をかけて執着できることです。

自分の得意なこと、自分に向いていることに時間と労力を費やすことがキャリアを築く上で望ましい、という思考法として紹介されています。

キャリア構築だけでなく、家庭でも「能力の輪」の見きわめは有効だと思いました。

  • 保育園の入園グッズや小学校の運動着袋など、裁縫が苦手だったら手作りすることに時間を費やすより、市販のものや手作りサイトを利用する。
  • 人づきあいが苦手なら無理にママ友を作ろうと頑張らなくていい。

など。

「こうしなければ」という固定観念にしばられて、必要のないところに時間を費やすことはないんです!

 

自分の人生に集中しよう

 

「あなた個人が世界に与えられる影響は、きわめて小さく、取り換え可能な存在。あなたの人生に集中するべき」

 よりよい人生を送るために集中すべきでない部分って何でしょう?
  • 仕事やプライベートで周りと自分を比べて落ち込んだり
  • 他人からの評価を気にしたり
  • 世界の情勢を憂いたり

そんな感情や時間は排除して自分の人生に集中し、おだやかな時間を過ごしたいです。

 

最後に52の思考法リストを目次から引用します。個人的に心に響いたものにマーカーを引いてみました。

 このリストを見返すだけでも、充実した日々を過ごせる気がします。
  1. 考えるより、行動しよう  ー「思考の飽和点」に達する前に始める
  2. なんでも柔軟に修正しよう ー完璧な条件設定が存在しないわけ
  3. 大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう ー最初に「全体図」を把握する
  4. 支払いを先にしよう ーわざと「心の錯覚」を起こす
  5. 簡単に頼みごとに応じるのはやめよう ー小さな親切に潜む大きな罠
  6. 戦略的に「頑固」になろう ー「宣誓」することの強さを知る
  7. 好ましくない現実こそ受け入れよう ー失敗から学習する
  8. 必要なテクノロジー以外は持たない ーそれは時間の短縮か?浪費か?
  9. 幸せを台無しにするような要因を取り除こう ー問題を避けて手に入れる豊かさ
  10. 謙虚さを心がけよう ーあなたの成功は自ら手に入れたものではない
  11. 自分の感情に従うのはやめよう ー自分の気持ちから距離を置く方法
  12. 本音を出しすぎないようにしよう ーあなたにも「外交官」が必要なわけ
  13. ものごとを全体的にとらえよう ー特定の要素だけ過大評価しない
  14.  買い物は控えめにしよう ー「モノ」より「経験」にお金を使った方がいい理由
  15. 貯蓄をしよう ー経済的な自立を維持する
  16. 自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう ー「能力の輪」をつくる
  17. 静かな生活を大事にしよう ー冒険好きな人より、退屈な人のほうが成功する
  18. 天職を追い求めるのはやめよう ーできることを仕事にする
  19. SNSの評価から離れよう ー自分の中にある基準を見つける
  20. 自分と波長の合う相手を選ぼう ー自分は変えられても、他人は変えられない
  21. 目標を立てよう ー人生には「大きな意義」と「小さな意義」がある
  22. 思い出作りよりも、いまを大切にしよう ー人生はアルバムとは違うわけ
  23. 「現在」を楽しもう ー「経験」は「記憶」よりも価値がある
  24. 本当の自分を知ろう ーあなたの「自分像」が間違っている理由
  25. 死よりも、人生について考えよう ー人生最後のときに思いをめぐらせても意味がない理由
  26. 楽しさとやりがいの両方を目指そう ー快楽の要素と意義の要素
  27. 自分のポリシーをつらぬこう ー「尊厳の輪」をつくる その①
  28. 自分を守ろう ー「尊厳の輪」をつくる その②
  29. そそられるオファーが来たときの判断を誤らない ー「尊厳の輪」をつくる その③
  30. 不要な心配ごとを避けよう ー不安のスイッチをオフにする方法
  31. 性急に意見を述べるのはやめよう ー意見がないほうが人生がよくなる理由
  32. 「精神的な砦」を持とう ー運命の女神の輪
  33. 嫉妬を上手にコントロールしよう ー自分を他人と比較しない
  34. 解決よりも、予防をしよう ー賢明さとは「予防措置」をほどこすこと
  35. 世界で起きている出来事に責任を感じるのはやめよう ー世界の惨事を自分なりに処理する方法
  36. 注意の向け方を考えよう ーもっとも重要な資源との付き合い方
  37. 読書の仕方を変えてみよう ー読書効果を最大限に引き出す方法
  38. 自分の頭で考えよう ーイデオロギーを避けたほうがいい理由
  39. 「心の引き算」をしよう ー自分の幸せに気づくための戦略
  40. 相手の立場になってみよう ー「役割交換」することのメリット
  41. 自己憐憫に浸るのはやめよう ー過去をほじくり返すことが無意味なわけ
  42. 世界の不公平さを受け入れよう ー自分の日常生活に意識を集中する
  43. 形だけを模倣するのはやめよう ーカーゴ・カルトの犠牲にならない
  44. 専門分野を持とう ー「多才な人」より「スペシャリスト」を目指す
  45. 軍拡競争に気をつけよう ー競争が激しいところにわざわざ飛び込まない
  46. 組織に属さない人たちと交流を持とう ー組織外の友人がもたらしてくれるもの
  47. 期待を管理しよう ー期待は少ないほうが幸せになれる
  48. 本当に価値のあるものを見きわめよう ーあらゆるものの90%は無駄である
  49. 自分を重要視しすぎないようにしよう ー謙虚であることの利点
  50. 世界を変えるという幻想を捨てよう ー世界に「偉人」は存在しない理由
  51. 自分の人生に集中しよう ー誰かを「偉人」に仕立て上げるべきではない理由
  52. 内なる成功を目指そう ー物質的な成功より内面の充実のほうが大事なわけ