ブンブンどりむは作文に特化した教材
国語は全ての教科の土台となる教科。中学受験でも長文を読んで内容を理解したり要約させるような読解力や作文力、思考力を求める内容の試験が増えています。
そんな国語力を伸ばす方法はないかと思って色々と調べた中で、作文通信教育講座の【ブンブンどりむ】を知りました。

まずは無料体験教材を取り寄せて試してみました。
体験教材をやってみて、本人もやる気になっていたので、小学3年生の5月に入会しました。
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ブンブンどりむとは「読んで・考えて・書く」習慣が身に付く講座
【ブンブンどりむ】は、『声に出して読みたい日本語』など数々のベストセラーで知られる“国語力の達人”齋藤孝先生(明治大学教授)の監修のもと、小学生の「書く力」を軸に、「考える力」「読解力」「想像力」を育む工夫がふんだんに盛り込まれた作文通信教育講座です。
教材内容

メイン教材
ブンブンどりむ(メインのドリル、提出課題シート2回分あり・毎月)
副教材
ポッチードリル(国語力ステップアップブック・毎月)
問題解決力ドリル(算数・理科・社会のドリル・年4回)
ワークシート(国語・算数・理科・社会で学ぶ内容をもとにした書くトレーニング・偶数月)
特別付録(『名言集』『漢字集』など、学習に役立つ付録・毎月)
メイン教材の【ブンブンどりむ】はマンガ仕立ての読みやすい教材です。例文を参考にしながら短めの文章を書くことから始まり、ドリルの半ばと終わりには原稿用紙を使って作文を書いて提出するという課題があります。
提出課題の日はもう少し時間がかかるので休日など、時間に余裕のある日に取り組んでいます。
教材には季節の行事、詩や外国の文化に触れるような内容も盛り込まれているので、自然と知識も増えるようになっているのがありがたいです。
ブンブンどりむの良い点
目的や用途によって文章には色々な形式があることが勉強できる。
- 文章を読んで感想文を書く
- 「箇条書き」を使って説明文を書く
- 「5W1H」を使って新聞記事を書く
- 招待状などの定形文を書く
- 手紙を書く
- 詩を書く
- 異なる意見を整理してまとめる文を書く
など、始めてからの10ヶ月の間に色々な種類の文章を書く練習ができました。
提出課題が月に2回あるので学習のペースが作りやすい。
- 月に2回の提出課題シートでは原稿用紙の使い方のルールを学ぶことができました。赤ペンコーチ(添削の先生)に課題を見てもらうことで正しい漢字や送りがなの使い方も意識できるようにもなりました。
- 赤ペンポイントという欄では「○…よく書けました」「△…あともう少し」「空欄…がんばろう」という3段階で評価してくれるので、親としては今回の課題はどんなところが学びのポイントなのかわかり、子どもとしてはいくつ「○」がもらえるか、という目標にもなっていました。
- 課題を提出したりお便りを出すともらえるポイントシールをためてプレゼントがもらえるというのも子どものモチベーションアップに効果的でした。

読書感想文対策の増刊号がついていて、感想文の宿題を書き上げるのにとても役に立ちました。 夏休み頃には
小学生の夏休みの宿題で最も大変な宿題の1つ、読書感想文。国語が苦手な小3の子どもが一人でやりとげるというところまではいきませんでしたが、本の内容から自分の体験につなげるようなテクニックを3つのステップで解説してくれていたので、親としては指導しやすかったです。

ブンブンどりむの受講料や退会方法は?
受講料は?
小学1年生対象コース※価格は税込表示です。
- 毎月払い…月々4,950円
- 6ヵ月一括払い…月あたり:4,719円(支払い合計:28,314円)
- 12ヵ月一括払い…月あたり:4,510円(支払い合計:54,120円)
小学2年生~6年生対象コース※価格は税込表示です。
- 毎月払い…月々5,445円
- 6ヵ月一括払い…月あたり:5,203円(支払い合計:31,218円)
- 12ヵ月一括払い…月あたり:4,972円(支払い合計:59,664円)
キャンペーン情報など、詳しくは公式ホームページをチェックしてみてください。
支払い方法は?
支払い方法は3種類から選べます。
- クレジットカード払い
- 自動引き落とし(口座振替)
- 払込取扱票(ゆうちょ銀行・コンビニエンスストア)
支払い回数は?
支払い回数は3種類から選べます。
- 「毎月払い」
- 「6ヶ月一括払い」
- 「12ヶ月一括払い」
退会方法は?
受講を中止したい月の前月5日までに連絡をするだけで退会できます。6ヶ月分や12ヶ月分を一括で支払い済みで、途中で退会する場合は、残りの受講費は精算して、振込手数料を引いた残金を返金してくれるそうです。
休会制度はないですが、入会金がないので、退会してもまた気軽に再開できる点もポイントが高いです!
ブンブンどりむの気になる点
課題の提出期限に間に合わなかった場合も添削してくれる?
1年以内であれば添削してくれます。期限までに提出するとボーナスポイントがもらえたりするので、子どものモチベーションになっていました。(ポイントを貯めると色々なプレゼントと交換ができます)。
教材は子ども一人でできる内容?
ブンブンどりむの教材は、子どもが小さいうちや、慣れるまでは親の指導と監視がある程度必要だと思います。
息子はブンブンどりむを始めるまでは、公文で国語を習っていました。公文では、わからないところは教室で先生から指導が直接受けられますが、通信教育となるとそうはいきません。
1日にやるべき分量はそれほど多くないので、きちんと計画通りにこなせばやりきれないということはありませんが、内容は結構難しいです。
頭で考えさせるような課題が多いので、子ども一人では理解できないような部分は親のフォローが必要です。
作文に特化した通信教育でこれだけの受講料というのはそんなに安いものではないと思うので、提出課題も帰ってきた後に見返して、赤ペンコーチが指摘してくれたところは復習する、といったことをしないと添削してもらった効果も半減してしまい、ちょっと厳しい話ですが、支払った金額に見合う効果は得られないかもしれません。
教材の内容自体はとても良いものなので、親子でがんばるという方針のご家庭はブンブンどりむの教材が合っていると思います。
「書く力」を養うことで「思考力、判断力、表現力、知識活用力」を高めることができる良い教材だと実感しています。
ぶんぶんドリム監修 齋藤先生の言葉より抜粋
『ブンブンどりむ』の課題で書く量も、積み重ねていくと、かなりの量になります。その課題をどんどん積み重ねていったとき、「自分はこれだけの量を書いたんだ」と自信が持てます。
書くことに自信が持てると、自分からどんどん書くようになります。そして、どんどん書くことで自然と書く力、考える力が身についていきます。つまり、書く力が自分を高めていく推進力になるのです。
目標や課題をノートに書いて高い意識を保ち続けている スポーツ選手が多いように、高いレベルを目指す人の多くは、目標や課題を書くことを習慣にしています。書くことで意識のレベルが変わり、気づきが増え、吸収力が高まるからです。書くということは意識の質を高め、意識の量を増やしていくことなのです。そういう意味では、書く力は、文章力というものを超えた、生きていくために必要な力であるといえるでしょう。
書く力をつけるということは、絶えず変化していく社会に対応しながら 生きる力を身につけるということなのです。
